2012年01月21日

錦麒産業(きんき)尼崎でスクラップ火災

スクラップで火災:スクラップが燃える(よくある)原因

尼崎で船積み前のスクラップ火災がおこりました。
スクラップ火災は、大阪での福源商事の港での火災や、小さなところでは家電買取問屋などで毎年起こっています。

「なぜ鉄や銅などのスクラップがそんなに燃えるのだろう?」と思った事はありませんか?
スクラップには種類がたくさんありますが、大きく分けると国内リサイクル向けの鉄・ステンレスなどの金属スクラップと、様々な電化製品などの家電雑品スクラップにわかれます。(呼び方は中古家電業界で皆が言う名称で、正式名ではありません)

今回は港、中国行きの家電雑品スクラップが燃えました。
家電雑品とは、電子レンジやトースター、ワープロやビデオデッキ、石油ストーブや炊飯器など、主に一般の家庭で使用されている、ごくごく一般的な不要家電製品です。
雑品というだけあって、いろんな物が混ざってます。
中には使用済みにイットカンも入っていたり、鉄やら何やら金属・プラスチック関連の製品が何でもかんでも入っています。

1キロあたり20数円とかそういう雑品相場で買い取って、集めて圧縮して船に数百トン積み込んで、中国に運ばれます。
日本人の会社もありますが、中国系がやはり多いです。

野積みされた家電雑品スクラップには、石油ストーブやガスコンロもたくさん入っています。
一応、雑品の取り扱いマナーとして、ストーブの灯油は抜いていなければならない、コンロの火花を出す電池は抜いておかないと駄目と、どの業者も持ち込み業者に伝えていますが、末端を見ると引越し屋やら、回収業者やら、電気屋やら拾い屋やら、様々な人が問屋に持ち込むので、徹底は不可能です。

同じ場所にためたり出荷したりを繰り返していますので、ストーブに残った灯油が零れ落ちて、それが毎日毎日何リットル、何十リットルもこぼれだしています。
電池を抜いていないコンロは、家電を積み上げたときにスイッチに他の家電が当たった状態になると、「チッチッチッチッチッチ」とずーーーと、点火しようと火花を散らした状態になります。
皆さんが想像するよりもこれは本当に頻繁です。
手作業でこれらを触るのであれば、もっと注意ができるのでしょうが、ユンボで何百トンも山積み。
何メートルも積み上げられた家電の下方など、積み込み時まで誰も触らないし、どんな状態かもわかりません。

その近くに灯油溜りがあったり、油がしみこんだ布やら可燃物があったりすると、すぐさま燃え出します。
あとは油分の多いところ、金属やプラスチックベースの家電雑品さえ、よく燃えます。
灯油だけではなく、健康器具など油圧式の部分を含む物やオイルヒーターなど、油分を含む物は非常に多いので、燃え出したら止まりません。

また、火災が発生する原因はコンロなど家電によるものだけではありません。
「そんな危ない場所なら当然火気厳禁だろ!」と思いますよね?
現場はまったく違います。
スクラップ買取業者や輸出業者の敷地内では、従業員も好き勝手にそこらじゅうでタバコをすいます。
もちろん全ての家電雑品取り扱い業者が・・・というわけではありませんが、私が知る限りの全ての業者がそうです。
特に中国人業者では、文化がそうなのか、吸ったタバコの吸殻は、灰皿にもいれずにそこらに捨てる人が非常に多い。
自社だけでなく、他社へ営業に行ったり、取引先で積み込みなど作業をしているときにもそうなので、普段からそうなんでしょうね。

posted by いーりすと at 01:38 | Comment(0) | 家電何でも情報掲示板 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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